東京税理士会A-Zセミナー スタート
東京税理士「A-Zセミナー」が、7月6日(土)にスタートしました。
A-Zセミナーは毎年行われている税理士向けの連続研修で、今年で9回目を迎えます。
著名な先生をお招きし、比較的アカデミックなテーマを設けつつも実務との接点も意識された内容とすること、さらにはグループディスカッションと発表が義務付けられていることが特徴的です。
私はこのA-Zセミナーを昨年受講し修了していますが、とても充実した時間を過ごせたと実感しています。
そして、今年と来年は運営側にまわり、受講生の皆様をサポートさせていただくことになりました。
第1回目の講義は、学習院大学法学部教授である櫻井敬子先生による「行政法」でした。
我々税理士は税法に関する専門家ですが、租税法と行政法の関係は特別法・一般法の関係にある密接不可分のものですので、行政法の学習は必須ともいえます。
2時間では足りない白熱した講義と、その後のグループディスカッションでも活発な意見交換が行われました。
A-Zセミナーは、希望者が参加するもので、土曜日の午後を丸ごと費やすという、なかなかハードなセミナーです。
そのため、この場に参加している税理士は、学習意欲が高い、向上心ある方々ばかりです。私自身も大いに刺激を受ける場でもあります。
年齢層も幅広いことから、学習意欲に年齢は関係ないものだと改めて感じたところです。
そして、このような学びの成果をお客様へ還元してこそ、我々専門家・実務家の存在意義があるものだと考えています。
今年の参加者は48名、みんなで良いセミナーを作っていきましょう。